ジェミニ。名前はよく聞きますが…「ChatGPTと似たようなAI」というくらいの認識です。
何となく企業が仕事で使っているイメージがありますね。
という訳でざっくり調べました。
まずAIのモデル名がGemini。チャットAIの名前もGeminiという事だそうです。ちょっとややこしいですね。
「AIのGemini」を搭載した「チャットサービスのGemini」ということでしょうか。
Google提供のサービスにも「AIのGemini」が使われているらしく、Google検索をすると一番上に出てくる「AI による概要」って見たことありませんか？
あれもGeminiらしいですよ。他にも使われてる所は多そうです。
いつの間にか我々の生活の中に溶け込んでいたGeminiさんですが、サクッと学んでみましょう。
浅い総論
Google Geminiは、Googleが提供する対話型のAIサービスと、その頭脳になっているAIモデルの総称で「こういう入力にはこう返す」という計算ルールを大量のデータから学習した仕組みのことです。
役立つ場面としては、メールや企画書の下書きづくり、文章の言い換え、会議メモの要約、画像や表の説明などがあります。
仕事では、調べ物の当たりをつける、書く前の素案を整える、複数のGoogleサービスにまたがった情報をざっくりまとめるといった使い方が目立ちます。
つまり「Googleのサービスに寄り添う、汎用の相談相手」です。
一般の利用者から見ると、ブラウザやスマホアプリから使う「チャット画面としてのGemini」と、その裏側で動いている「GeminiというAIモデル」がありますが、日常会話ではまとめて「Google Gemini」と呼んでしまってかまいません。
まずは「文章や画像などをまとめて扱えるGoogleのAIで、下書きや整理を任せつつ、最後は自分で仕上げる前提のツール」と理解しておけば十分です。
詳しい仕様は忘れても、Gmailやドキュメントなどと連携して使えるAI、というイメージだけ押さえておけば困りません。
少し深掘り
仕組みは、「大規模言語モデル」と呼ばれるタイプのAIが土台にあります。
大規模言語モデルとは、大量の文章を読み込んで、文脈に合った次の言葉や文を予測して並べる仕組みのことです。
Geminiは最初から文字・画像・音声など複数の入力を扱える設計になっていて、これを多モード対応と言い、種類の違うデータをまとめて理解して出力できる性質のことで「知識の量」よりも「文脈からうまく組み立てる力」による部分が大きいです。
使い方の流れは、三歩に分けると整理しやすくなります
最初に目的を一言で伝えます。
次に対象読者や文字数、口調などの条件を添えます。
最後に返ってきた案を読みながら、自分の目的に合わせて選んで直します。
会議メモや社内資料など「手元の情報」を一緒に渡すほど、現場の文脈に寄った提案になりやすいです。
注意したい点は三つあります。
一つ目は、個人名や住所、社外秘などの個人情報をそのまま入れないことです。
二つ目は、ニュースや制度など最新情報は日付によって答えが変わる可能性があるので、重要な内容ほど自分で公式情報を確認することです。
三つ目は、大事な数字や引用については、元の資料や一次情報に一度必ず戻ることです。
生成された結果は便利でも、正しさの最終判断は人が担う道具として扱うのが安全です。
ここから先は興味があれば、公式の紹介ページや技術解説を個別に追うと、より細かい違いも見えてきます。
まとめ
チャットAIの部分だけ見るとChatGPTに似たようなイメージを感じますね。
深く調べていけばそれぞれの得意不得意があると思うので、使用者の好みやスタイルに合わせて選んでいくと良さそうです。
https://gemini.google.com
上記のリンクに飛んで「Geminiの得意なことはなんですか？」と質問すると下記の画像のようになります。簡単に使えるのでぜひ触ってみましょう。
しかしここ最近のニュースで◯◯のAIがアップデートしました！みたいな見出しを度々見受けますが、どこまで発展していくのでしょうか？
便利になっていく一方で、最新の技術を扱える人と諦めて置いていかれてしまう人との溝は広くなっていく気がします。
常に最先端を走っていく必要はありませんが、有識者の方がまとめてくれた情報を軽く押さえておく位はしておきたいですね。
結論、知らないAIは怖いけど、ちょっと触ったらもうお友達です！
